蚊に刺される才能

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私は異常に蚊に刺されやすい体質である。

ちなみに血液型はB型。男性。やや肌はオイリーで、暑がりである。

中学生のころ、林の近くで友人3人と雑談をしていたら、私のワイシャツにだけ蚊がびっちりと付いていた。トラウマ的光景である。

6年ほど前、仕事で訪れた某小学校の体育館。夕暮れ時に窓を開け放した体育館には、周囲の草むらから蚊が入り込み、私はわずか1時間で34か所も刺されたのであった。

これはもう才能というべき、体質である。

大谷翔平がシーズン54本も本塁打を放っているのも才能なら、1時間で34か所刺されるのも生まれ持った才能である。

しかし、生まれ持った才能が金になるかは分からない。実に残念だ。

猛暑の影響で、近年の夏は蚊の活動もやや低調なようである。実にいいことだ。

思えば夏の昼下がり、蚊に刺されたような思い出は近年あまりない。

そう思って、夏の夕暮れに森を散策していたら、4か所も刺された。そうか、暑さ和らぐ夕暮れに蚊は活動を本格化させるのだな。そういう時代になったのだ。

ああ、蚊よ、絶滅してくれ。

そんなことを願ってしまうが、空をユラユラと呼び買うツバメのヒナを見ると、蚊の存在も自然界には欠かせぬものなのだろうと妙に慈悲深い気持ちにもなってしまう。

ポリポリ。

刺された左手の薬指をかきながら、そんなことをつづっている今日この頃である。

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この記事を書いた人

トイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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