丁寧に死に向かう

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お母さんがいなくなって、2カ月以上がたった。

悲しいけど、平常心でいられる時間も増えてはきた。

でも、別に毎日が楽しいかと聞かれれば、何も楽しくない。

自分の残りの寿命はどれくらいかと考えてみる。

もし仮にお母さんと同じ年齢で死ぬとすると、残り24年。

私は自分が24年後に死ぬと信じて、今の日々を生きている。

24年の歳月が過ぎるのを心待ちにしながら、その日までの1日1日を丁寧に消化していくイメージだ。

何も楽しくない、などと書いたが、犬は可愛い。

すやすや寝て、がつがつ食べて、うんこして、散歩いって、またすやすや寝て。

この体重わずか6.7キロの生き物にどれだけ救われているか分からない。

悲しいけれど、1日1日を丁寧に消化していこう。

きっと後から振り返れば、24年もあっという間なのだろう。

丁寧に死に向かおう。

ちょっと遅めに回し始めた洗濯機が今終わった。

ベランダに干してくる。

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この記事を書いた人

トイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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