「もしもアフィリエイト」はおすすめしない。当事者の許可を得た記事なのに“著作権侵害”で強制削除された話

当ページのリンクに広告が含まれている場合があります。

アフィリエイト広告を仲介するASPの一つに「もしもアフィリエイト」というサービスがある。
私は、もしもアフィリエイトの使用はおすすめしない。
この会社および担当者の法的理解が甘く、事実誤認に基づく「メディア登録削除」が行われるためである。
実際に発生した事案を以下で紹介したい。


私はこのブログとは別に、とあるサイトを運営している。便宜的にこのサイトを「サイトA」とする。
このサイトAを「もしもアフィリエイト」に登録していたのだが、先日、もしも側から「サイトAのメディア登録を削除した」と一方的な通知があった。
サイトAが別の企業やサイトの著作権を侵害しているというのである。

問題として具体的に挙げられた記事は二つである。

一つは私がコールドストーンのアイスを紹介した記事だった。
サイトAに載せてある写真はコールドストーン社の著作物であるという指摘である。
これは一見すると正しいのだが、私はコールドストーンを運営する会社とメールでやり取りし、画像使用の許可を得ている。
したがって、著作権侵害には当たらないのである。
さらにいえば、コールドストーン運営会社の担当者からは「ご紹介ありがとうございます」との丁寧なメールまでいただいている。
その経緯を説明したにもかかわらず、もしも側は「著作権侵害」との立場を撤回せずに、現在も開き直っている。

もしも側が問題視した、もう一つの記事は、スポーツ選手の移籍の記事である。
私がその記事で紹介した「選手コメント」がチームの著作権を侵害しているというのだ。
著作権法への理解を著しく欠いた指摘である。

私がサイトAで紹介した選手コメントは以下の通り(チーム名のみ記号に置き換え)
「このたび、〇〇に完全移籍することになりました。
△△の一員として戦った3年間、たくさんのご声援ありがとうございました。△△にはプロの世界でチャレンジする機会をいただき感謝しかありません。
自分にとって特別なこのクラブを離れることはとても悲しく、自分の力不足を痛感します。またピッチの上でプレーを見せれるよう頑張ります。改めて3年間、たくさんのご声援ありがとうございました」

到底、著作権法が保護の対象とする著作物とは認められない。
著作物には「創作性」が求められるため、定型的な挨拶などは保護の対象とはされないのである。
例えば、私が自分のサイトに「こんにちは、よろしく」と書いても、それは著作物にならないのと同じだ。
したがって、誰がどこに転載しようと自由であり、引用元を明記する義務も発生しない。

そもそもこの選手コメントは広報素材と呼ぶべきもので、広く拡散してもらうことを目的として公表しているものである。
チームからすれば、省略せずに全文を紹介してもらうことは、むしろ歓迎すべきことである。
つまり広報・報道実務の観点からも、まったく問題にならないのだが、もしも側は一向に対応を改めない。

そして驚くことに、当初は「著作権を侵害している」という指摘だったにもかかわらず、ついには「著作権法上の法的義務の有無にかかわらず、出典を明記をしていないメディアは登録を削除する。これは公式の判断だ」と言い切ったのである。そして、私からのメールには「もう返信しない」と言ってきた。
法律にも社会常識にも適合しない、あまりに無責任な態度と言わざるを得ない。

このようなASPと信頼関係を築くことは多くの人にとって困難である。使用しないことを強くおすすめしたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

トイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次