昔の夏は良かったという話

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32歳で昔話をするのも、ジジ臭いのですが、子どものころの夏はよかったな。

居間の窓を開けて、吹き抜ける風が風鈴を揺らすのを、涼しげに見つめる余裕がありました。今の時代じゃ、のんきに窓なんか開けてボケっとしてたら熱中症で死にます。

ちなみに気象庁のHPを見てみたら、東京の場合、1990年7月の平均気温は25.7度、2023年7月は28.7度でした。

思ったより、そこまで差ないなという気がしないでもないですね。もっと昔は涼しくあってくれないと、全然僕の文章に説得力が生じません。遺憾です。

今、夕方18時15分くらいなんですけど、マンションの窓を開けたらもんのすごい熱気が部屋に流入してきました。

写真だけ見れば、夕暮れ時で涼しげに見えなくもないけどね。すっごい暑い。そういえば地元ではこういう時間帯になると、ヒグラシがよく鳴いてましたね。カナカナカナカナカナってね。僕は風情があって好きだったけど、周りの大人は「うるさい」って言って嫌ってたな。

夏になると、子どものころは、地元の川でよく魚を追いかけました。川の岸近くにちっちゃい魚がよくいますよね。あれはウグイとかの赤ちゃんなのでしょうか。あれは簡単にすくえるんですよね。

でも成魚を捕まえたくて、網を持って何度も魚影に向かって振り下ろしたけど、なかなか捕まらないんですよね。というか、今に至るまで一度も、あのウオウオとした姿の魚を捕まえられていません。遺憾です。

2年前の夏にもトライしたけどダメでした。

こないだ行ったあきる野の川にも似たような魚がいました。Twitterの有識者によると、たぶんウグイとのことです。

そういえば、魚の話で思い出しました。昔九州某所に仕事で住んでいた時期があるんですけど、あっちではハヤという魚のことを「ハエ」と呼ぶんですよ。一度、地元の新聞に「川でハエが大量死」みたいな記事が出てて、最初は別にええやんけと思ってしまいましたよね。だってハエっていったら、普通は飛ぶ方のハエを想起するもんね。ハエ愛護の精神かと思ってしまったくらいで。

結構ローカル紙って、方言がちりばめられていたりする。本人らは標準語と思って使ってるわけですが。

というか、何の話でしたっけ。ああ、そうだ夏が暑いという話。特にオチはありません。本題を引き戻しておいてオチなし。

そういえばかき氷が似合う歳でもなくなってきました。さみしいです。おわり

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この記事を書いた人

八王子でトイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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