inukawatama– Author –
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 雑談
	思ってもないことを思ってしまう話
本心ではない言葉が頭に浮かんでしまうことがある。 例えば目の前に病気で苦しんでいる人がいたとして、私は心からその人の回復を祈っているのに、「今ここで『ざまあみろ』と思ったらどうなる?」などと考えてしまう。 私は、こういう場面で「ざまあみろ... - 
	
		
 雑談
	勃起しなくなった
勃起しなくなった。 冒頭で書くのはためらわれるが、もう2週間ほど一度も勃起していない。ただの一度も、である。 男という生き物は、別に性的なことを考えていなくても、自分の意思とは関係なく勃起することも少なくないのだが、この2週間は一度もない。 ... - 
	
		
 雑談
	あと1秒
祖母は、とある町の病院にいる。 10年ほど前に認知症となり、長らくグループホームに入居していたが、今年の6月に今の病院に移った。 常に酸素を吸引する必要が生じ、グループホームに居続けることは難しくなったらしい。 その祖母に会うため、病院を訪ね... - 
	
		
 雑談
	非合理が生む豊かさ
非合理的な選択こそが、生きる甲斐であると最近思う。 友人と酒を飲むとき、学生時代から「新宿で」ということが多かったが、これは私にとって忌むべき合理的な選択である。最大のターミナルである新宿という場所は、多くの人にとって自宅からアクセスしや... - 
	
		
 日常
	とんだ思い違い
私はとんだ思い違いをしていた。 それは何か。 私は、距離の近い友人や知人こそ、価値あるものだと思い込んでいたのである。 赤の他人との距離を100とするなら、それが50になり、10になり、0になることが理想なのだと思い込んでいた。 しかし、最近どうも... - 
	
		
 雑談
	おばあちゃん
私の祖母は83歳。 6月ごろに介護施設から病院に移り、今は常に鼻から酸素を吸入しているらしい。私が会った4月には、支えられながらも自分の足で歩いていたが、今では車いすとオムツになった。 心不全のような症状もあるというから、正直もう長くないかも... - 
	
		
 雑談
	老い
34歳。若くはない。年配者からは「まだまだ若い」と言われるが、肉体のピークはとっくに過ぎている。 たまに運転中に、通学途中の中高生を見かけることがある。彼らはまるで重力などないかのように、軽やかに歩いていく。右足が浮いているうちに左足が歩を... - 
	
		
 雑談
	薄氷の幸せ
最近、私の心は冷え切ってしまった。 幸せそうな人を見ても、ちっともうらやましくない。 だって、その幸せって儚いから。 とても幸せな親子も夫婦も兄弟も、いつかは死による強制的な別れを経験しなければならない運命にある。 そう思うと、幸せというの... - 
	
		
 旅行・おでかけ
	秋を歩く
きょうは、牧場でソフトクリームを食べた。 私はソフトクリームが大好物なのだ。 さすが牧場で提供しているだけあって、濃厚でおいしい。私の人生におけるソフトクリームランキングで堂々の第1位に君臨してしまった。 犬も入れる牧場なので、馬を見せてあ... - 
	
		
 雑談
	言葉もないわ
私は理屈っぽい。 たとえ詭弁と言われようとも、私は置かれた立場で論理を構築する。 そして、私に敵対する者を容赦なく言い負かすのである。 そのために、私の脳内のスーパーコンピューターは日夜、高速で情報を処理するのだ。 カタカタカタカタ。 しかし... 
