旅と小説と、あの風景。

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私は、犬を飼う前は、青春18きっぷを使って全国を旅行するのが趣味でした。

旅先では必ず、1冊の小説を買うことにしていました。現地の駅ビルなどで書店に入り、フィーリングで1冊選びます。別にその土地にかかわるテーマのものを選ぶわけでもなく、本棚で気になった本をレジに持って行きます。

そしてその本を移動の電車内やホテルなどでじっと読むのです。

旅先で本を読むのはもったいないという意見もあると思うのですが、私はこういう時間の使い方が好きなのです。

電車内で小説を閉じ、目線をあげると海が広がっていたり、田園風景に夕日が沈んでいたりします。

すると数年後、その小説を開くと、旅先の風景も一緒に思い出されます。

この感覚が好きなのです。

現実における旅先の風景が、小説の世界に違和感なく溶け込んでいくのです。

そんな私のおすすめの小説を2冊だけ紹介させてください。

①金魚姫

切なくて幻想的で、それでいて笑える、美しい物語。

②マチネの終わりに

もだえる作品。

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この記事を書いた人

トイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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