「どこが6月だ」
毎年、額の汗を拭いながら同じ愚痴を吐いているから、6月とはそもそも暑いものなのだろう。
今年も犬飼いにとってはつらい季節がやって来た。
熱せられたアスファルトを歩かせるわけにもいかず、早朝や夜に散歩に向かう人も多いことだろう。
私も日が沈もうとしている午後7時ごろ、外灯が照らす公園へと出かけていく日々が始まった。
しかし、昼間でも歩ける場所を見つけたのだ。
「森」である。

木々の葉が太陽光を遮り、空気はひんやりとしている。
葉を隙間を縫ってこぼれてくる日差しも、土の地面が柔らかに吸い込み、アスファルトのような不快な照り返しは一切ない。
思えば、昼間のアスファルトはまぶしい。今まで言語化できずにいたが、昼間の都市に感じる不快感は、アスファルトがはね返す太陽光だったのだと気づかされる。
視覚的にも、体感温度的にも、森の中は快適である。

犬も涼しげな顔である。
小道の脇の草むらでは、ニホントカゲが追いかけっこをしている。本当にトカゲがトカゲを追いかけているのだ。
実に愛おしい風景である。
気を付けなければいけないのはヘビや虫の類だ。
森を散策するなら、予防できる蚊対策はしておきたいところだ。僭越ながら、以下におすすめのスプレーを貼っておこう。
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【飼い主】 関東某所で一人暮らしをしているアラサー男子のイヌカワです。2022年6月28日に、僕と犬の2人暮らしが始まりました。犬との暮らしをつづります。1991年生まれ…
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