結婚できない人、あるいは結婚してもうまくいかない人には、一つの共通点があるなと最近感じた。
「言わないと気が済まないことを言う」ということ。
私もそうだ。言葉を飲み込めず、どうしても言わないと気が済まないタチだ。
でも、周囲の人たちを見ていると、本音を隠して「あー、確かに!」などと相手に同調してあげたり、不愉快なことを言われてもサラっと流して話題を変えたりしている。
持論にこだわらず、相手の話を尊重してあげる。
オトナだなあ。
そうか、これがオトナなのか。
逆に言えば、言わないと自分の気が済まないというのは、コドモなのだ。
相手が「青が好きだ」といっているのに、「いや私は青は嫌いだな」と言わずにいられない人、いるよね。
あるいは「そばが好き」という人に、「私そばアレルギーだから」などと返して話の腰を折り、話の主語を自分にすり替えてしまうやつ。
結局そういう人は、日常会話におけるホスピタリティに欠けているということなのだろう。
「青が好き」という人に、嘘でも「青いいよな!」と返し、話を広げてしゃべらせてあげるのがオトナなのだ。
嗚呼、書いている自分が一番耳が痛い思いである。
「いいね!」「そうなんだ!」「へえ~」といった、相手の話のじゃまにならないリアクションから始めてみるのがよさそうである。
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