初夏の沼を犬とお散歩 風が心地よくて最高だった日

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青空を映す春の沼、水面に若葉が映る穏やかな風景

サーっと吹き抜ける風が涼しく、心地よい季節になってきました。

「涼しい」という感覚は、暖かさがあればこそのもの。

もうすっかり初夏だなあ、と青空を見上げて思わずつぶやきます。

風が揺らす若葉も、季節の移ろいを教えてくれているかのようです。

最近まで枯れたヨシに囲まれていた近所の沼地も、すっかり表情を変えていました。

目次

🪵 ヨシ焼きのあとの沼地に、初夏の緑が広がる

沼にそそぐ河川沿いには、ヨシという植物が生えていますが、わずか3カ月ほどの間にすっかり様変わり。枯れたヨシは姿を消し、緑が覆います。

足元に広がっていたはずの緑は、わずか数日の間に背丈に近いほどに成長してしまうから驚きです。

その場にしゃがんでみると、地面には世代交代の痕跡が残っていました。

黒く焦げているのは、ここでヨシ焼きという野焼きが行われたためです。古いヨシは焼かれ、次の世代のヨシが芽吹いたわけです。

足元だけでなく、頭上にも若葉。

木陰に入ると、ひんやり涼しい。

深呼吸。

春の空気はなんだか生命力に満ちています。

犬もそう言っています(断言)。

🪑 水面とベンチ、自然に包まれる時間

川の先に広がる沼も、すっかり水面が柔らかい色味になっていました。

冬の水面は黒く冷たいのですが、春になると次第に穏やかな色へと変わってきます。

言うなれば、空の色に近い色に変わってくるんですね。青く優しくさわやかな表情に。

沼の周囲を囲む木々も、美しく葉を茂らせ、水面を彩っています。

沼辺には木でできたベンチも。おそらく地元のスギから作ったベンチだったはずです。

自然と、その自然由来の人工物しかないこの風景に癒されます。

🐶 草原ダッシュ!犬と初夏の風を感じるひととき


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沼の近くにはひらけた草地があるので、犬も走り回れて楽しそうです。ちょっと走りまくった後に動画を回し始めたせいで犬が疲れていますが……。

さんさんと太陽が降り注ぐ芝生の上を駆ける洋犬の姿は、まるでアメリカ映画の富豪の庭園のようでもあります。

そして、ところどころにたんぽぽの綿。

思えば、幼いころはこうして低い目線で植物に触れ、季節の変化を体で感じていたなと懐かしい気持ちにもなりました。

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この記事を書いた人

トイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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