独身で犬を飼うハードルの高さをぶっちゃけ解説します【随時アプデ】

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現在32歳。独身の男です。

2022年6月からトイプードルを飼っています。

ひとめぼれをして、ペット可のマンションに越し、思い切って飼いました。

飼ってよかったと心から思いますし、今では犬のいない暮らしなんて考えられません。

しかし一方、「この子をずっと面倒みられるかな」という不安は今もないわけではありません。

今回は「犬ほしいけど不安だぞ」という独身のみんなの疑問にこたえていきたいと思います。

僕個人の経験をもとに、率直に書きます。(疑問などが寄せられたら随時アプデします)

目次

仕事中に犬を一人にすること

まず最初に挙がる不安がこれだと思います。

ほとんどの人は日中会社に出向きますよね。その間は犬を留守番させないといけないという人は多いはずです。

今僕は在宅ワークで仕事をしています。だからほぼ24時間365日、犬と一緒にいられます。

だけど、もしかすると近い将来、出社を求められるかもしれないし、転職をするかもしれません。

僕も今後、犬を日中ひとりぼっちにさせなければいけない状況になる可能性は十分にあります。

そもそも犬って何時間留守番が可能なんでしょうか?

個体差もあるので一概にはいえませんが、少なくとも子犬は数時間おきに排泄をしたり、こまめにフードを与えたりする必要があります。突如体調を崩す可能性だってある。なので、子犬の場合、留守番させられるのは3時間とか4時間程度ということになると思います。

成犬の場合でも留守番できる時間は、MAXで半日(12時間)くらいなんじゃないかと思います。たとえば「残業続きで家には寝に帰るだけ」みたいな人が飼うことは絶対におすすめしません。

勤務時間9時間(休憩含む)、通勤時間往復1時間の計10時間留守にする、みたいな想定であればギリギリ飼うことはできると思います。早朝と夜に散歩に連れて行って、ほどよく疲れさせてあげることが大事だと思います。

ただ、僕は時々、遠方の病院への通院などで7時間くらい留守にすることがありますが、7時間でもかなりギリギリのラインかなとは感じています。(個体差あります)

極論いえば、仕事をとるか犬をとるかみたいなところはあると思います。

留守中はペットカメラを設置すると、少しは安心材料にはなります。(下に僕が使用しているペットカメラのリンクを貼っておきます)

どれくらいお金かかるのか

第2にお金のことがよぎると思います。

独身の一人暮らしで犬を飼う場合、賃貸物件というケースが多いと思いますので、選択肢は小型犬~中型犬になるかと思います。

小型犬の場合でも、フード代は最低でも月5000円程度はかかります。仮にトリミングをセルフでやって、おやつを与えないという最低限の飼い方をしてもそこは絶対にかかります。

さらにいえば、ケガや病気にそなえたペット保険料、体調を崩した際の動物病院代、フードの食いつきが悪い場合のウェットフード代、トイレとして使うペットシーツ代などもかかります。ちなみに僕は犬のためにササミや野菜なども買ってきて煮込んだりしています。微々たる額ではありますが。

犬が突然足を痛めたりすると、病院で5000円とか1万円とか請求されることも珍しくありません。去勢手術とかも数万円単位で取られます。近所の動物病院では去勢手術は約3万円でした。女の子犬の避妊手術の場合はさらに高額になると思います。

あとは初期投資。犬そのものも数十万円しますし、ケージ、給水器、キャリー、クレート、お皿、床に敷くカーペットなど、こだわり始めればきりがありません。正直、成犬になるとあまりケージは使わないので、Amazonとかでアイリスオーヤマの安いやつを間に合わせに買うのが個人的にはおすすめです。(以下にリンク貼ります)

また、仮にトリミングサロンに毎月出せば、少なくとも6000円とか7000円とかはかかると思います(犬種や地域にもよります)。うちの犬は毎回1万円も取られています

まとめると、フードだけでも5000円。そこにペット保険とペットシーツを加味すると、最低でも1カ月1万円程度は見ないといけないと思います。トリミングまで出すなら計2万円程度。そこに夏場はほぼ24時間冷房、冬場はほぼ24時間暖房です。自分がいない時間も冷暖房をつけておくわけですから、電気代もかなり高額になります。

そのほか、実際に犬を飼い始めると、おやつやおもちゃを買ってあげたくなったり、楽しそうな場所に連れて行ってあげたくなったりして、結局1万円なんかではとてもとても収まらなくなります。

最低でも毎月2、3万円程度犬に割ける経済的余裕をもっておくのが望ましいと思います。

もし飼い主(自分)が病気になったらどうする

これは僕も答えが出ていません。

まだ僕は32歳で体力的にもまだまだ元気だと自負していますが、一方で30代にもなると何らかの病気になってもおかしくはないわけです。ある日突然病気で入院したり、あるいは若くして死んでしまうこともあり得るわけです。

正直いって、自分でも「無責任かなあ」と思ってしまうことがあります。

だって、僕が突然死したら、それに伴って犬も死んでしまう可能性あるわけですよね。誰にも気づかれず、ごはんももらえず。

そこで僕は犬を飼い始めてから、遠方に住む母親に毎日何らかの連絡をするようにしています。もし僕から何にも連絡がなかったら、僕の身に何かが起きていると思ってくれと。

どこまで実効性があるかは疑問ですが…。

自分の身に何かがあった時、頼れる親や兄弟、親戚などがいるかという点も考慮するのがいいと思います。

賃貸なのに吠えたら苦情くるんじゃないか

これも僕自身かなり心配したところでした。

賃貸で24時間ずっと吠えられたりしたら、もう苦情殺到ですよね。

当初は犬が吠えたらケージに毛布をかけて視界を遮るようなこともしていました。結構いろんな本やホームページに書かれたいた手法で、要は「吠えてもいいことないな」と犬に学習させることが大切という趣旨でした。

とにかく吠えても相手にしない。

心苦しかったけど、心を鬼にして最初頑張りました。

こんな感じで毛布かけて視界を遮っていました。結果的に遮れていませんが…。

今はどうかというと、やっぱり多少は吠えますが、わりと共存できてます。

「そこまで心配いらなかったな」という感じ。これも個体差あるので言い切れないのですが。

ただ、自分の留守中どうなのかは把握しきれないところはあるので、そこは不安が残ります。

犬を飼ったら結婚できなくなるのでは?

これは巷でよく聞く話。

いい歳した男が犬をかわいがって、ますます結婚が遠のくわねみたいな話。

でもこれは逆だと思っています。犬つながりで出会いや会話は増えます。

このあいだ僕の意見をつづったので、詳しくはこちらの記事を読んでください

公園に行ってもホームセンターに行っても、知らない人が声をかけてくれたり手を振ってくれたりすることは格段に増えます。人見知りで出会いが少ない人ほど、犬きっかけで人を接することが増えて、いい出会いにも恵まれる可能性は高まると思います。

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この記事を書いた人

八王子でトイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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