アラサーで犬を飼うと結婚できない、という風潮に物申す

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犬を飼ったら結婚できないという人は、犬を飼わなくてもどうせ結婚できないんじゃないでしょうか。

けんか腰に見えたらすみません。

でも待って。ちがうの。もう少し読んで。

僕は独身。31歳だった去年、犬を飼い始めました。でも犬を飼ってから、出会いとか会話は増えた気がします。絶対増えた。

そりゃ、犬を飼い始めて早々にいきなり美女と出会って付き合うなんてライフイベントは起きません。

でも近所を歩くと毎回会う人がいて、30分とか1時間とか話し込んじゃうこともある。

公園に行けば、同世代くらいの人と「こんにちは~」なんてあいさつを交わしたり、「何歳ですか~」なんて向こうが会話を広げてくれたりね。

50歳くらいのお母さんと20歳くらいの娘さんみたいな犬連れの親子と話し込んじゃうようなこともあります。

こんなことって、普段あります?犬がいなかったら絶対なくない?

例えば公園を一人で歩いてて赤の他人に話しかけたら、ちょっとした変人扱いを受けちゃうと思います。

犬がいるからこそ生じる会話ってあるんですよ。

フットボールアワーの岩尾さんもテレビで話してました。

犬つながりで、マダムからたこ焼きパーティーに誘われたみたいな話。普段の僕なら行かへんのに犬が行きたそうにしてたから行った、って言ってました。

いい年のおじさんがマダムたちとたこパするなんて普通はないけど、犬つながりなら「さもありなん」という気がします。

普段口下手な人とか人見知りな人が、犬を挟んでコミュニケーションをとると思いのほかうまくいく。そりゃそうです。「かわいいですねえ」「そちらもかわいいですねえ」っていってれば最悪なんとかなる。

そうしているうちに犬同士が遊び始めたりして、自然と場を和らげてくれるしね。

ドッグランとかでもそうです。

僕はよく立川の昭和記念公園に行くんですけど、「わんちゃん何歳ですか」「よく来ますか」「また遊んでください」なんて会話を交わすことはちょくちょくあります。

相手の犬が10歳とかだったら、「あら~大先輩犬だ~」っていってれば、アハハハと明るい笑いが生じるんですよ。

これが人対人だと気をつかうでしょ。こんなこと聞いていいのかなみたいな質問がいっぱいある。年齢ひとつも聞きにくい。

犬ならたいがいなんでもOK。「何歳?」「名前は?」「よく来るんですか?」「これは何カットですか」「可愛いお洋服だねえ」と会話の種は無限です。

あとさ、犬連れの人だと一人で笑顔で歩いててもおかしくないっていうのもでかいと思うの。

人間一人でニヤニヤしてたら「なんだあいつキモ」「一人でわろてんで、あいつ」ってなるじゃないですか。でも犬を連れてれば、「あの人、犬が可愛くて仕方ないのね。ニコニコしててなんだか優しそうだわ!」ってなるわけです。

わかります?これはでかい。

人は第一印象が9割!みたいなことよく言うじゃないですか。周囲に違和感を与えず笑顔でいられる。犬の存在は、笑顔の口実になるんですよ。

あとは、犬連れじゃない人が話しかけてくれることも増えます。高校生くらいの子たちが僕の犬に「かわいい~!!」って言ってくれたり。

高尾山に行ったときなんかは、一人旅中の外国人女性がうちの犬を触って「oh,ソフト!」って言ってました。あと英語圏から来たとおぼしき幼い姉妹が勝手にうちの犬を抱いたりなでたりして、BYE!と言って立ち去って行ったりもしました。犬の可愛さは国籍や民族も超越するって寸法よ。

一つ一つが薄い出会いだなと思うかもしれないですけど、出会いの数がゼロから1になることって重要じゃないですか。

こういう小さなやりとりから親友や将来の結婚相手が見つかるかもしれません。

犬を飼ったら結婚できない、みたいな言説は全然真逆なんじゃないかと思います。

僕は犬を飼って1年半近くがたちました。

彼女できません。

誰か助けてください。

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この記事を書いた人

八王子でトイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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