小夏はお留守番。一人で上高地を訪れました

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長野県松本市の景勝地「上高地」を訪れました。犬は上高地には入れないので、今回小夏はお留守番です。

東京・新宿駅から特急「あずさ」で松本駅まで約2時間半。そこから上高地線で新島々駅まで30分かけて移動し、さらにそこからバスで1時間。

絶景であります。

個人的には、7年ぶりの訪問。実に美しい。写真で誇張しているわけではなく、現地で肉眼で見てもこの青さです。バックの穂高連峰も圧倒的な存在感を放っています。

写真に写る橋は「河童橋」。上高地の象徴とも呼べる橋ですが、名前の由来ははっきりしません。景観を損ねることのない、素朴で上品な橋です。芥川龍之介の「河童」にも登場した橋だそうですが、私は読んでいません(キッパリ)。

今回は、この河童橋を渡り、ハイキングコースを進んで約3.5キロ離れた「明神池」まで足を運ぶことにしました。

起伏のある道で3.5キロというと結構な距離ですが、道中も燦然と太陽にきらめく水の流れを楽しむことができるので、足取りも軽やかです。木々を縫うように流れる水。こうした風景に必要以上に手を加えずに守って来たことは、競うように開発を続ける現代にあって、とても貴重なことです。

この上高地は「特別名勝」と「特別天然記念物」の両方に指定されており、日本一の山岳景勝地といっても過言ではありません。

名勝の中でも特に価値の高いものとされる景観。文化財保護法により、富士山、虹の松原、兼六園、識名園などが指定されている。

特別名勝(トクベツメイショウ)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)

天然記念物のうち、世界的にまた国家的に価値が特に高いとして、文化財保護法により指定されたもの。保護・保存がより徹底される。イリオモテヤマネコ・オオサンショウウオ・屋久島のスギ原始林など。

特別天然記念物(トクベツテンネンキネンブツ)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)

松本市街地と比較すると、気温は5度ほど低いでしょうか。10月頭でしたが暑さを感じることはなく快適でした。

森林を進む間、木々の間からは梓川が見えます。

行きも帰りも、多くのハイキング客でにぎわっているので、森の中でも寂しげな雰囲気ではありません。英語などの外国語も多く飛び交い多国籍です。

川に手を入れてみる。水がチベタイ。夏でも10度を超えるかどうかといった水温だそうです。

そして、明神池に到着。知らなかったのですがここには神社があり、拝観料500円を支払わないと池は見られない作りになっています。

それにしても神々しい。厳かな鳥居です。穂高神社奥宮といい、この先の神域に池があるそうです。上高地を「神降地」と表記していて、いい言い回しだなあと思いました。

こちらが明神一之池です。静寂です。明神岳からの湧水がたまってできたそうで、常に伏流水が湧き出ているため冬でも全面凍結はしないとのこと。この池には「鏡池」という別名もあるそうです。

こちらが二之池。ゴツゴツした岩が点在していて、隣接する一之池とはやや趣が異なります。この岩石群も自然による造形美だそうです。このほか、境内には飲食店もあり、イワナの塩焼きなども販売しているようでした。

そして来た道をまた戻り、再び河童橋方面へ。

順番が前後しますが、前日に泊まったお宿は「中の湯温泉旅館」さん。


豪華な夕食でした。信州産のサーモンが個人的には一番美味でした。

鴨鍋とイワナもおいしかったです。イワナは身がほろほろで、上品な甘みを感じました。臭みは一切ありませんでした。

真夜中もずっと温泉に入ることができたので、深夜2時ごろにも浸かってきました。

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この記事を書いた人

八王子でトイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。

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