私は小川が好きだ。
大人になった今でも、身をかがめて魚の姿を探してしまう。
こういう何の変哲もない小川が、今では貴重な場所になっている。
都市部だけでなく、日本全国どこでもアスファルトで固めてしまうから。
当然、こういう場所に住むメダカも姿を消していく。
かつては童謡にもなるほど、身近な魚だったはずなのに。
(だからといって店で買ったメダカを放流してはダメです。一応、注意喚起)
とまあ、前置きが長くなったが、実は私も野生のメダカって見たことがなかった。
その姿を見たくて、某所の水路に行ってみた。
東京の自宅から車で3時間かけて。
いたーーーー!!!!
メダカいた!!野生のメダカ。感激。
よく見えない人のために拡大します。
これは間違いなくメダカでしょう。
詳しい場所は言えないが、なーーーんの変哲もないただの水路。ただし舗装などはされていなくて、写真にあるとおり、土や草がちゃんと残されている。
そんな場所にこそメダカはいるんですなあ。感激。
近くには田園が広がっていた。
こういう里山の静かな流れの中に、古来から続く小さな生態系が残されているのだなあとしみじみ。
写真を撮りつつ、メダカの姿を肉眼にも焼き付けて、その場を後にした。
また時々見に行こう。50年後もそのままの姿が残されていますように。
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