愛犬を一人で留守番させるー。
実に気が重く、罪悪感を覚える瞬間でありましょう。それが仕事であれ、遊びであれ、どうしても出かけないといけないのだが、背中に感じる犬の視線。
置いていきたくはないが、しかしそれでも出かけねばならぬ。実に苦しい。
一度犬を飼った者は、このジレンマから逃れることはできないのである。
「神様、犬を留守番させている時間は、残りの寿命から引かないでください」などと空に祈ってみたこともあるが、神様が聞き入れてくれた様子は感じられない。
今回は、犬を留守番させるにあたり、私が試したことを記そうと思う。
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私は自宅にペットカメラを導入している。
数年前にAmazonのセールで買った「Ring」という商品である。設定が楽で、外出先からリアルタイムの映像を確認できる点はよかった。
残念なのは、過去の映像をダウンロードする機能が最近、有料になってしまったことだ。つまり、外出先で見た「犬が一人で寝ていた姿」を後からもう一度見ようとしても無料では見られなくなってしまったのだ。
こうなると、SDカードを差し込んで記録できるカメラの方が有力な選択肢になってくるかもしれない。
ただ、リアルタイムの行動を出先から見たいというだけなら、Ringはコスパに優れた商品ではある。外出先から飼い主の声を犬に聞かせることも可能だ。
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実際にペットカメラで見た映像は、こんな感じ。
犬がなぜかコタツの上にのり、遠吠えしていた。

個人的には十分な画質である。1万円以下で、この画質で様子を確認できるのであれば、お手頃といえるだろう。

ちなみにスマホでの見え方は以下のような感じだ。

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Ringの設定は、前述のとおり、かなりシンプルだった。ざっくり書くと以下のような流れである。
- 事前準備: バッテリー駆動のカメラは、セットアップ前にバッテリーをフル充電。充電は付属のケーブルで行う。
- アプリのダウンロード: App Store(iOS)またはPlay Store(Android)で「Ring」を検索してインストール。
- アカウント作成: 初めて使用する場合は、新しいアカウントを作成。
- カメラの設置: カメラを設置してから、アプリでセットアップを開始。QRコードをスキャンし、Wi-Fiに接続。
- セットアップ完了: Wi-Fi接続後、デバイスがアップデートされ、セットアップが完了。
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