2023年に全国で摘発されたペットの虐待など動物愛護法違反事件は前年比15件増の181件でした。(警察庁ホームページ)
警察庁によると、統計を取り始めた2010年以降で最多とのこと。
具体的事例としては
無職の男(64)は、令和5年4月、河川敷において、猫1匹に対し、吹き筒を使用
R05_nenpou.pdf (npa.go.jp)
して吹き矢を放ち、傷害を負わせた。
同年5月、同男を動物愛護管理法違反(愛護動物の殺傷)で検挙した。
とのこと。
おそらくこちらの記事と同一の事案と思われます。
調べに対して容疑を認め、「軽い気持ちで、遊び半分だった」などと話している
荒川河川敷で猫に鉄製の吹き矢、胴体に刺す…64歳逮捕「軽い気持ちで遊び半分」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
ただ、警察庁は「国民の関心の高まりから、検挙事件数は増加傾向にある」と指摘していて、必ずしも実数が増加しているとは断定できません。逆にいえば、これまで把握できていなかった虐待事案を認知しているというポジティブな見方もできそうです。
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