雑談– category –
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学校に行くとお腹が痛くなった子供時代
中学のころ、なぜか学校に行くとお腹が痛くなった。 一言で言うなら、下痢が出そうな痛みに襲われる。 肛門の筋肉を緩めるのが怖い。ヒュっと力を抜いた瞬間に漏れる気がするのである。 公立の中学校でトイレは古くて汚いし、そもそも学校のトイレに行くの... -
間の抜けたヤンキー
中学の同級生でTという男がいた。 彼は誰からも恐れられていない悲しいヤンキーだった。 それもそのはずである。 彼は「5日間で5万円かかる塾の夏期講習をサボる」という実に地味で、とてももったいない尖り方をしていたからだ。 実害もないが、人を惹きつ... -
ボロボロのジムニー
今から約9年前。ブラック企業に勤めていたころの話だ。 社有車のジムニーを与えられ、私はその車でさまざまな場所へ移動していた。ジムニーというのは、軽の四駆で、これ自体は人気のある車種なのである。 しかし、そのジムニーは誰が見てもボロボロで、タ... -
多摩川で全裸の男に遭遇した話
今日はなんだか寝る気にもならないので、たわいのない話で2本目のブログを書こうと思います。 あれはもう3年近く前。2021年の春でございました。 私は東京・多摩市の聖蹟桜が丘駅から徒歩約5分の古いアパートに住んでいました。 築30年のワンルーム。お世... -
おみくじ引いた
高尾山薬王院に行ってきました。 久々におみくじを引きました。 小吉。 一番上にある格言みたいなやつは「良い恰好を見せようとすると結果良くないもの」とやや辛辣。 願い事は「あせるな。人に任せれば吉」とまずまず。 待ち人は「道に妨げあり来ず」。残... -
クヌギ
いつも歩く雑木林にクヌギの木がある。 写真自体には何の工夫もないけれど、なぜか落ち着く。 ブナ科の植物だそうで。 日本人の心には、ブナが根付いているのだろうか。 雑木林というけれど、クヌギがなければ締まらない。 ほかの木にない落ち着きをもたら... -
田舎者の葛藤
前にも書いたとおり、僕は田舎者である。 高校時代は、田んぼしかない通学路の風景を眺めては東京を夢見た。 18歳で上京して、大学時代は御茶ノ水で過ごした。過ごしたといっても、さぼってばかりでほとんど行かなかったのだけど。 今は何の因果か八王子に... -
切ない季節
都道「多摩モノレール通り」は大渋滞だった。 高幡不動の交差点を先頭に、車列は多摩動物公園の方まで約1.5キロにもわたり続いていた。 遅々として進まない。思わずため息をついて、運転席で空を見上げた。 真上をモノレールが追い越していった。 渋滞を見... -
許しがたい出来事
個人的な話になりますが、今回、極めて許しがたい出来事がありました。 実の父親が「トイプードル小夏」などのワードでネット検索し、ヒットした画像から、僕のブログやSNSを特定していました。 このブログ内の記事も閲覧していたと思われます。 僕はこれ... -
多摩センターは不思議な街
きょう、車の点検があった。2時間ほど時間を持て余し、多摩センター周辺をぷらぷらした。 「ニュータウン」と呼ばれるだけあって、計画的に作られた整然とした街である。 多くの商業施設もあり、京王・小田急・モノレールが乗り入れる要衝でありながら、や...