聖蹟桜ヶ丘という街はとてもいい街だなという話

2023年8月3日

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聖蹟桜ヶ丘が好きです。全然犬関係ないんですけど。

僕は大学進学やら就職やら転勤やら転職やらで、なんだかんだ10回以上は引っ越しをしているんですが、もうダントツで好きな街ですね。聖蹟桜ヶ丘。

去年の6月まで住んでいました。ちなみに自治体でいうと東京の多摩市にあります。

このへんです。

駅から数分で多摩川があるんですけど、夕焼けがきれいでね。

夜になると、ここが真っ暗になるんですけど、都市部では「暗闇」って貴重なんですよね。僕みたいな田舎者は雑居ビルの明かりが結構つらい。

真夜中に多摩川を見ると、「は～～」と深いため息が出たものです。このため息はホッと落ち着く方のため息です。何ともいえず落ち着くんです。ホタルの一匹でも出てきてくれれば最高なんですが、さすがにホタルはいません。

まあこんな感じです。そして、京王線がカタンカタンと音をたてて通り過ぎていくのも、風情があるんですよ。ちゃんと夜の下り線は「疲労感」みたいなものをまとって聖蹟桜ヶ丘駅に吸い込まれていくんですよ。ｶﾀﾝｶﾀﾝｶﾀﾝｶﾀﾝってね、減速しながら橋を渡ってくるんですよ。かわいいやつです、京王線。

聖蹟桜ヶ丘っていうのは生活の拠点としても非常に優秀で、なんでもあるんですよ。スーパーでしょ、百貨店でしょ、本屋さんもあるな、ユニクロもある。銀行もいくつもあるし、飲食店もまあそれなりにはある。

それなのに「暗闇」を持っているというのが非常にえらいわけです。

まあ調布に住んでいたこともあるのですが、調布はね、多摩川まで遠いんですよね。西調布から多摩川まで歩いてた過去もあるのですが、ちょっと本腰入れて川にいく感じがあった。ちょっと違うんですよね。

ところで、聖蹟桜ヶ丘を愛している私、勝手にキャラクターをつくりました。

これですね。「聖蹟桜ガオガオ」という名前です。当然ながら非公認ですが、まあいいんです。僕は市に公認されるまでもなく、市よりも聖蹟桜ヶ丘を愛しているので。実質、僕に公認権があるといっても過言ではありません。

まあ実は、モチーフをカバにするという手もあって、迷ったんです。実はね。

これですね。その場合、「聖蹟桜がおカバ」みたいなネーミングになるわけですけど、なんか字面が好きになれない気がしません？聖蹟桜がおカバ。

やむなくカバさんお蔵入りってわけです。

まあ特にオチはありません。みんなも聖蹟桜ヶ丘に行ってみてよ。小野神社も有名だよ。

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この記事を書いた人

八王子でトイプードルと暮らしています。日常の思い出をつづります。